2000年市民バスハイキング 四阿山〜根子岳    

                    2000年6月3日(土)〜6月4日(日)

               参加者 一般26名、山岳会員10名 合計36名
 
 心配していた残雪もほとんど融けたらしい。気になるのは天気だけだが、予報で
は降水確率は終日0%で申し分ない。菅平牧場の駐車場で仮眠をとり、朝起きて空
をみると天気は良いが、上空の風が強いようで雲の流れが早い。
 集合してコース・注意事項の説明、ストレッチを行ない定刻の6時に出発する。下
見のときに水量が多くて難儀した沢は先発隊の3人が踏み石を置いてくれたので、な
んなく通過できた。
 小四阿の稜線に出るとやはり風が強くなった。傾斜が急になり遅れ始めた人が出た
が、何とか根子岳との分岐点まで着いた。ここから山頂までは15分で、展望はさす
がに独立峰だけあって素晴らしい。南峰に2つの祠が祭られ、北峰に三角点がある。
3週間前に来たときは頂上にはまだ1mの雪が残っていたが、きれいに消え去った。
改めて太陽エネルギーの偉大さを感じさせられた。
 

記念撮影など、それぞれが四阿山を満喫して、もう一つのピーク根子岳を目指す。
今回のコースで最難関の場所がコルへの急な下りだが、雪解け水でぬかるみ歩きづら
い。コルでは早く着いた人から昼食にする。この場所は十ガ原と呼ばれ、キリッとし
た四阿山となだらかな根子岳の両方が眺められるササ原の楽園である。ここから最後
のひと登りで根子岳の頂上だ。根子岳では参加者全員で記念撮影をする。(このホー
ムページの写真です)
 花の時期としては少し早いが、それでも登山道の脇にはツツジ、スミレ、リンドウ
など10種類以上の花が目を楽しませてくれた。帰りには地元の温泉で汗を流して、
いやー極楽なバスハイキングになりました。

                        記 事 :リーダー 田中将裕