竜ヶ岳 ハイキング  2001年6月23日

竜ヶ岳 ハイキング  2001年6月23日

 足慣らしを兼ねて、楽に登れそうなところをということで、3年ほど前に登山道がばっちり整備されたという、竜ケ岳に登ることにした。昨年が辰年のため、それにあわせて山梨県がルートを作ったようである。

11年前に登った時には、根原から登ったのだが、端足峠から、猛烈な熊笹で、頂上もよくわからない状態だった。今回は頂上には立派な標識や、あまり例のない標識(三ツ峠や八ヶ岳があちらに見えますというような標識)があった。

     

本栖湖からのぼり、樹林帯では、ヤマボウシが多く、白や赤い花を咲かせていた。階段状にしてある枕木がやや防腐剤臭いような。

石仏のある地点の東屋でゆっくり休み、バナナや菓子を食べていると、富士山が少し見えた。この東屋付近と笹の中の登路国道139号から、まじかに見ることができる。この日は雨も予想されるような天気予報で降水確率50%であったが、雨も降らず、暑くもなく、良いコンデイションであった。

東屋から頂上までは熊笹の中にしっかりと道がつけられており、歩きやすい。どんな機材で登山道を作ったのだろうか。

熊笹の中を登る以前は熊笹トンネルだった所。

頂上は笹が刈られちょっとした広場になっていた。ベンチ、テーブルもいくつかあり、いいところだ。ここもまた数年で元のようになるのだろうか。

端足峠までの急な下りも、しっかりした階段ができていた。峠からは昔ながらの道である。蛙とセミの合唱を(ついでにモーターボートの騒音も)聞き、花を見たり、木苺を食べながら本栖湖に下る。エアリアマップではどうして、この端足峠からの道が赤線になっていないのだろう?

車道を40分ほど歩いて駐車所に戻る。今回のコースの中ではこの部分だけがつまらなかった。

 

今回見た花  ヤマボウシ(白、赤)、ドウダン(白)ウツギ、馬酔木(実)、モミジイチゴ(オレンジ色の実)

       ギンリョウソウ、オダマキ、額アジサイ、シモツケ,コアジサイ、

 

植物を良く知った人は、花が咲いてなくても、あれがあるとか、これがあるとか言っていた。花も多く、歩きやすい天気にもかかわらず、山で人には会わなかった。土曜日だからか、人にあまり知られていないからか。

 

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